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【矢板明夫の中国点描】ズバリ習近平主席の笑顔にだまされるな

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【矢板明夫の中国点描】
ズバリ習近平主席の笑顔にだまされるな

 日中関係史をひもとけば、中国はいつも国内の都合で反日色を強め、勝手に首脳会談を中断する。必要だと思うときに関係修復に乗り出す。これに対し、歴代日本政府は、中国が笑顔を見せると、無警戒に相手の誘いに乗り、「日中友好」を謳(おう)歌(か)する。中国にとって、実に都合のいい国である。

 尖閣周辺で中国の公船の徘徊(はいかい)がいまや常態化している。温泉業者など8人の日本人は理不尽な理由で中国でスパイとして拘束され、裁かれている。双方が合意した東シナ海の共同開発は棚上げされたままである。

 日中関係を修復することに異論はないが、交渉する際に主張すべきことをしっかりと主張する必要がある。習主席の笑顔にだまされてはならない。(外信部次長)

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