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【谷山雄二朗の「バカもん英語塾」(11)】
産休ではない Thank You
My Beer-belly is thick, but he is sick. Sank you berry much.
Apple創業者のスティーヴ・ジョッブスは、“Think Different”といった。過食症の金正恩は、“Sink Japan”と言い、香港人ブルース・リーは “Feel, don’t Think lah”との名言を遺した。
直訳すれば、順に「他と違う考えをしろ」、「日本を沈める」、「感じろ、考えるな」となる。にも関わらず、日本人はこれらすべてをバカの一つ覚えの如く「シンク」と書
き、そう発音してしまう。Thと、Si を共に「シ」と表示する明治から続く古い発想
をいい加減改めてはどうか。「シンク・ディファレント」と今のまま和製発音すれば、台所のSinkとも誤解されうるなど、百害あって一利なし。日本人の英語が外国人に伝わらない大きな要因の一つに、この時代遅れの和製表記法がある。
冒頭の言葉にしてもVeryとBerryを一括りして「ベリー」と発音するのもバカ丸出し。(※Beer-belly=ビール腹)