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習近平氏の“秘書”が要職の中央弁公庁主任に昇格 栗戦書氏の後任

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習近平氏の“秘書”が要職の中央弁公庁主任に昇格 栗戦書氏の後任

(左から)丁薛祥氏、黄坤明氏 (左から)丁薛祥氏、黄坤明氏

 【北京=西見由章】中国共産党の党内調整を取り仕切る要職の中央弁公庁主任に丁薛祥・常務副主任が昇格したことがわかった。国営新華社通信などが30日、丁氏が中央弁公庁主任として習近平国家主席(総書記)の海外企業家らとの会見に同席したことを伝えた。

 丁氏は総書記弁公室主任として習近平氏を支えてきた秘書の責任者。前任の中央弁公庁主任である習氏最側近の栗戦書氏は25日の第19期中央委員会第1回総会(1中総会)で序列3位の政治局常務委員に昇格し、全国人民代表大会(全人代)常務委員長(国会議長に相当)に就任する見通しだ。今回政治局員に選出された丁氏も5年後は最高指導部の常務委員に昇格する可能性がある。

 機械エンジニア出身の丁氏は、ほぼ一貫して上海で地方官僚としてのキャリアを築いてきた。2007年に習氏が上海市トップの党委書記に就任した際に秘書長として仕え、習氏の信任を得た。今後は習指導部の大番頭としての地位を栗氏から引き継ぐことになる。

 一方、党中央宣伝部長には黄坤明・常務副部長が昇格した。黄氏が30日、北京で開かれた全人代常務委員会の会議で宣伝部長として発言したことを中国メディアが伝えた。黄氏は習氏の福建省幹部時代や浙江省党委書記時代に部下として仕え、1中総会で政治局員に選出された。

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