産経ニュース

【衆院選・注目区を歩く】(上) 神奈川6区=野党統一に公明危機感 8区=副大臣離党で自民衝撃

衆院選2017特集 政治

記事詳細

更新

【衆院選・注目区を歩く】
(上) 神奈川6区=野党統一に公明危機感 8区=副大臣離党で自民衝撃

支持者らと握手する注目区の候補者=19日(王美慧撮影、一部画像を加工しています) 支持者らと握手する注目区の候補者=19日(王美慧撮影、一部画像を加工しています)

 「自民を離党します。新たな地域から再出発します」。衆院解散を翌日に控えた9月24日朝、8区で活動する地方議員の事務所に「FAXニュース最終号」と銘打ったファクスが届いた。送信者は8区で自民から立候補予定だった内閣府副大臣(当時)の福田峰之氏。その数時間後、福田氏は都内でテレビカメラの前に立ち、希望の党入りを表明。都内からの出馬を決めた。現役副大臣の離党は前代未聞で、自民関係者に衝撃が走った。

 「背信行為以外のなにものでもない」。この地方議員はこう吐き捨てる。その一方で、「小選挙区制になってから、自民は8区を制したことがない。(福田氏が)逃げたくなる気持ちも分かる」(自民党県連関係者)との声も漏れる。「離党劇」の混乱は江田憲司氏の強固な牙城を印象づけた格好だ。

■因縁の対決 同県連は動揺を最小限におさえようと、即座に新たな候補者選定を開始。26日には元みんなの党衆院議員で弁護士の三谷英弘氏の擁立を決定し、党本部に公認申請を行った。

 自民党は離党のマイナスイメージをバネにしようとテコ入れに必死だ。今月4日の横浜市緑区での決起大会と11日のたまプラーザ駅前(同市青葉区)に続き、15日も青葉台駅前(同区)と、3度も菅義偉官房長官が応援演説に訪れるなど、かつてない支援態勢で三谷氏を援護射撃する。

続きを読む

「ニュース」のランキング