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【衆院選終盤情勢】維新苦境…「三都物語」瓦解と希望の党失速がたたる?

衆院選2017特集 政治

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【衆院選終盤情勢】
維新苦境…「三都物語」瓦解と希望の党失速がたたる?

街頭で支持を訴えた日本維新の会の松井一郎代表=16日午後、東京都港区のJR新橋駅前(飯田英男撮影) 街頭で支持を訴えた日本維新の会の松井一郎代表=16日午後、東京都港区のJR新橋駅前(飯田英男撮影)

 産経新聞社がまとめた衆院選終盤情勢では、日本維新の会の窮状が際立った。候補者調整を行った希望の党の失速も手伝い、想定外の苦戦を強いられている。

 「一緒の党じゃないし、戦っているところもある」

 16日夕、東京・新橋での街頭演説を終えた松井一郎代表(大阪府知事)は記者団にこう語り、低迷が著しい希望の党を突き放した。

 松井氏は、希望の党代表の小池百合子東京都知事に大村秀章愛知県知事を加えた3首長で共通政策「三都物語」をまとめた。地方の3大トップの連携は自民、公明両党に対抗する衆院選の「第二極」として脚光を浴びたが、ほどなく大村氏が離反し有名無実化した。

 情勢分析では、近畿以外での比例議席獲得に黄信号がともった。候補者調整で希望の党が擁立を見送ったお膝元の大阪でさえ、多くの選挙区で他党に先行されている。

 ただし、土壇場での維新の巻き返しには定評がある。旧維新の党で臨んだ前回衆院選では、惨敗の下馬評を覆し議席1減で踏みとどまった。

 「これから一人一人の有権者にいかに会えるかだ」

 松井氏はこう強調し、最終盤に望みをつないだ。

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