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河野太郎外相が日露外相会談で北方領土特区に懸念 対北では説得を要請

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河野太郎外相が日露外相会談で北方領土特区に懸念 対北では説得を要請

国連の組織改革に関するハイレベル会合に出席した河野外相=18日、米ニューヨークの国連本部(代表撮影・共同) 国連の組織改革に関するハイレベル会合に出席した河野外相=18日、米ニューヨークの国連本部(代表撮影・共同)

 【ニューヨーク=杉本康士】国連総会に合わせて米ニューヨークを訪問中の河野太郎外相は18日午後(日本時間19日未明)、ロシアのラブロフ外相と会談した。河野氏は、露政府が8月に北方領土で経済特区を設置した状況に対し「わが国の法的立場を害さないことが大前提だ」と、日本の立場を伝えた。両外相は今後も経済特区に関わる協議を続けることで一致した。

 両外相の直接会談は、8月にフィリピンで初会談を行って以来2回目。北方領土での共同経済活動については、11月にベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に伴う首脳会談をめどに、海産物養殖など優先5項目の具体化を急ぐ方針を申し合わせた。

 河野氏はまた、3日に核実験を強行した北朝鮮に関しては「影響力を持っているロシアがしっかりと働きかけをしてほしい」と、核廃棄への説得を要請した。両外相は国連安全保障理事会の場で連携する姿勢を確認した。

 これに先立ち、河野氏はヘイリー米国連大使とも会談し、国連安保理で新たな対北朝鮮制裁決議とりまとめを主導した経緯に感謝の意を表明した。

 トランプ米大統領主催の国連改革に向けた会合に出席した際は、トランプ氏とも短く言葉を交わした。河野氏は記者団にトランプ氏とのやり取りを明かさなかったが「テレビで見るのと同じだなという感じだった。ちょっとネクタイ(の色)がかぶったな」と述べた。

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