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トラックに乗客、バスやタクシーに貨物…自動車運送の貨客混載 物流効率化へ対象範囲を拡充

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トラックに乗客、バスやタクシーに貨物…自動車運送の貨客混載 物流効率化へ対象範囲を拡充

 9月から実施される制度拡充は、宮崎交通のような乗り合いバスだけでなく、タクシーや貸し切りバスにも貨物を載せられる対象を広げ、貨物用トラックに旅客を乗せることも認める。過疎地を抱える3万人未満の市町村で営業するバスやトラック業者などが拡充の対象で、乗り合いバスで350キロ未満だった貨物の重量制限も撤廃する。

 9月1日から貨物運送と旅客事業の掛け持ちに必要な許可取得の申請受け付けを開始。早ければ年内にも新たな基準での事業が始まる見通しだ。

 国交省によると、貨物輸送でのトラックの積載率は約4割で、荷台スペースの6割は使われていない。一方でバスやタクシーの輸送人数も過去15年ほどで2割以上減少している。

 自動車運送の貨客混載は現在、乗り合いバスに限られ、重量も350キロ未満に制限されている。対象が広がれば、運輸・物流業界は余剰スペースを効率的に活用できるため、輸送コスト削減やドライバー不足にも対応できる。(臼井慎太郎)

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