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トラックに乗客、バスやタクシーに貨物…自動車運送の貨客混載 物流効率化へ対象範囲を拡充

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トラックに乗客、バスやタクシーに貨物…自動車運送の貨客混載 物流効率化へ対象範囲を拡充

 物流効率化と地域交通の維持に向け、国土交通省はトラックが旅客を乗せたり、バスやタクシーが貨物を運んだりする自動車運送での「貨客混載」の対象範囲を9月1日から拡充する。過疎地で物流業者と連携して旅客と荷物を同時に配送する運輸業者への許可申請を受け付ける。人口減少で運輸・物流業界は貨物や乗客の減少に悩んでおり、タッグを組んで新たな需要創出につなげる。

 宮崎県西都市と西米良村を結ぶ宮崎交通(宮崎市)の路線バス。座席のあったスペースには1月から長さ約2・1メートル、幅90センチの保冷ボックスが鎮座する。同社がヤマト運輸と連携して設置したクール便対応の専用ボックスで、中には村特産の「西米良サーモン」が都市部向けに運ばれる。

 宮崎交通が貨客混載を始めたのは平成27年10月からで、現在は3路線で実施。乗客数が伸び悩む中、専用ボックスを使った配送は今や欠かせない収益源だ。担当者は「特産品が大量輸送できれば、地元の活性化にもつながる」と相乗効果に期待する。

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