産経ニュース

【天皇陛下譲位】9月の皇室会議見送り 衆院トリプル補選後にずれ込み 皇室の意向踏まえ柔軟対応

ニュース 政治

記事詳細

更新

【天皇陛下譲位】
9月の皇室会議見送り 衆院トリプル補選後にずれ込み 皇室の意向踏まえ柔軟対応

 天皇陛下の譲位や改元の日程などを決める皇室会議について、政府が当初予定していた9月中の開催を見送ったことが28日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。10月22日には衆院新潟5区など3選挙区で補欠選挙が予定されているため、皇室会議はそれ以降にずれ込む見通し。

 政府は当初、国民生活への影響を最小限にとどめるため、平成31(2019)年元日の改元を想定し、秋の臨時国会前の9月中に皇室会議を開き、譲位や改元の日程を決める方針だった。ところが、宮内庁や皇族の中から、30年度末に譲位し、31年4月1日に改元する案が浮上する一方、譲位の前倒しを求める声もあるため、慎重に対応する必要があると判断した。

 6月9日に成立した譲位特例法は、譲位に関し「公布日から3年を超えない範囲」として32年6月までの実施を定めた。また、付則には、譲位の日程などに関し、皇室会議を経て閣議決定することを明記した。

 譲位に関する国事行為は「剣璽等承継の儀」(三種の神器等引き継ぎ)と「即位後朝見の儀」(三権の長らの初拝謁)がある。政府はもともと、31年元日前後に一連の行事を行い、同日付で改元する方向で検討したが、宮内庁の反発を受け、調整は難航。天皇陛下のご体調や皇族のご意向を踏まえ、柔軟に対応することになった。

続きを読む

関連トピックス

「ニュース」のランキング