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アベノミクス成功は明白 「首相の改革、推進を」驚異の6四半期連続成長 投資家のピーター・タスカ氏寄稿

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アベノミクス成功は明白 「首相の改革、推進を」驚異の6四半期連続成長 投資家のピーター・タスカ氏寄稿

日本の政治、経済の分析を続ける英国出身の投資家、ピーター・タスカ氏 日本の政治、経済の分析を続ける英国出身の投資家、ピーター・タスカ氏

 健全なリバランシングにとって、リスクとなるのは早まった財政引き締めだ。不幸なことに、このほかの政策的な失敗も排除できない。フランスのブルボン王朝のように、日本の財務官僚は“何事も忘れず、何事も学ばず”だ。

 絶頂期の安倍氏であれば、緊縮財政派とデフレ論者を押さえつけただろう。ただ、安倍氏の後継者と目される人物も疑わしい。

 後継の最右翼とされる岸田文雄前外相は、過去25年間の政治家人生の中で経済政策について重要な発表をしたことがない。石破茂元地方創生担当相は、不況と円高に対して確実なレシピである財政と金融の引き締めを好む。両氏とも経済問題では官僚の言いなりにならないとは信じがたく、キシダノミクスやイシバノミクスは決して生まれない。

 安倍氏は魔力を取り戻せるか。そう遠くない将来、国民は獣医学部にも聞き飽きるだろうし、気まぐれで悪名高い日本のメディアは、この問題を扱わなくなるだろう。経済の明るいニュースが続けば、悪い流れを絶つことができるかもしれない。14年の消費増税後と、その翌年の安全保障関連法成立後はそうだった。同じことがまた起こるかもしれない。

 新たな財政刺激策を準備し、次なる消費増税を棚上げすることは政治的な道理にかなっている。来年4月に任期が切れる黒田東彦日銀総裁の再任も政策枠組みの信頼性を高めるだろう。

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