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【終戦の日】政府主催の全国戦没者追悼式に6200人

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【終戦の日】
政府主催の全国戦没者追悼式に6200人

 72回目の「終戦の日」を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。天皇、皇后両陛下のご臨席のもと、追悼式には安倍晋三首相や全国各地の遺族ら約6200人が参列し、戦争の犠牲となった軍人・軍属約230万人、一般国民約80万人の計約310万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。

 安倍首相は式辞で、「今を生きる世代、明日を生きる世代のため、希望に満ちた明るい未来を切り拓(ひら)いていく」と強調した。その後参列者は起立し、正午に1分間の黙とうをささげた。

 天皇陛下は一昨年、昨年に続き「深い反省」との言葉を用いた上で「全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対して、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられた。

 父が南太平洋のラバウルで戦死した渡辺一(はじめ)さん(83)は遺族代表として出席し、「遺族は先の大戦から学んだ戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代にしっかり伝え、二度と戦争はしない日本と国際社会の建設に向かって邁進(まいしん)して参ります」と追悼の辞を読み上げた。

 厚生労働省によると、今年の参列遺族は、6歳から101歳までの約5千人。約20年前に1千人以上いた戦没者の妻は今年6人になり、全体の25・6%(昨年23・2%)となる1339人(同1193人)が戦後生まれとなった。

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