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【動画あり】「車内ではサイレン聞こえづらい」課題も 龍ケ崎で弾道ミサイル避難訓練 前夜の発射に住民緊迫感

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「車内ではサイレン聞こえづらい」課題も 龍ケ崎で弾道ミサイル避難訓練 前夜の発射に住民緊迫感

弾道ミサイルの着弾を想定した訓練で小学校の体育館に逃げ込む住民ら=7月29日、茨城県龍ケ崎市 弾道ミサイルの着弾を想定した訓練で小学校の体育館に逃げ込む住民ら=7月29日、茨城県龍ケ崎市

 訓練に参加した木村真維さん(14)は「ミサイルが来るのではないかという現実味を帯びてきた」と表情を固くした。母親の福美さん(39)は「一人一人の生活は違うので、どこに逃げるかなどのイメージトレーニングをしておくことが大事だと思った」と話した。木村武さん(68)は「本当に飛んできたらどうするのかと思うこともあった。本番さながらに訓練をした」と振り返った。

 同市の中山一生市長は「実践に近い形で訓練を行うことができた。一つの成果を上げられた」と評した。だが、訓練終了後の振り返りの会合では、参加住民たちが防災行政無線の改善を次々と求めた。

 「放送が聞こえない」

 「車内ではサイレンが聞こえなかった。高い音で知らせた方がいい」

 「アナウンスは女性の声にした方がいい」

 ミサイルの着弾が迫りながら、防災行政無線が聞き取りづらければ、住民は避難する機会を逸しかねない。伊藤敬内閣参事官は、参加者へのアンケート実施も視野に、「今後の避難のあり方の検討に役立てたい」と話した。

 一方、避難訓練の最中に、訓練中止を訴えるグループが拡声器を使い、防災行政無線のメッセージを遮るようなボリュームで「ミサイル訓練やめろ」などと抗議活動を行った。

 市の危機管理担当者によると、抗議活動をした5人のグループは訓練が始まる数分前に現れ、職員や住民に向けて訓練をやめるよう要求した。

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