産経ニュース

【閉会中審査・詳報(3)】安倍晋三首相「省庁間交渉は当事者しか知らず『言った、言わない』になっている」 加計学園選定プロセスは適正だったと強調

ニュース 政治

記事詳細

更新

【閉会中審査・詳報(3)】
安倍晋三首相「省庁間交渉は当事者しか知らず『言った、言わない』になっている」 加計学園選定プロセスは適正だったと強調

衆院予算委員会の集中審議で、小野寺五典元防衛相の質問に答弁する安倍晋三首相。右は麻生太郎副総理兼財務相=24日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 衆院予算委員会の集中審議で、小野寺五典元防衛相の質問に答弁する安倍晋三首相。右は麻生太郎副総理兼財務相=24日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 獣医学部の新設制限は、参入規制の典型だ。新設される学部の質は文科省に設置された大学設置審で審査する。経済学部などは設置審査さえ通れば、需給状況を行政が事前に判断することなく新設できる。これによって競争を通じた新陳代謝が起きる。しかし文科省は獣医学部に関しては、どのように優れた設置計画に関しても、設置審の審査を受けることすら認めていません。

 これは利権と密接に関わっている。獣医学部の新設制限は、日本全体の成長を阻害している。鳥インフルなどの感染症対策、製薬やバイオなどの重要な成長分野だ。日本経済を再活性化させるためには、こうした分野で世界的に勝負できる獣医学部の育成は欠かせない。獣医学研究者の育成は欠かせない。50年間新設がなかった獣医学部が新設されることで、ゆがんでいた規制を正すための第一歩が記されたと思っている。

 次に、先ほど出た議論について一言申し上げたいが、総理の意向が内閣府の幹部からあったかどうかという議論があった。国家戦略特区は和泉参考人も藤原参考人も言ったように岩盤規制を打破するという総理の強いリーダーシップの下に運営されている。岩盤規制の打破という意味で総理の方針の言及があったとしても何らおかしいことではない。むしろそうした発言を特定の事業者を優遇すべきだという意向だと受け止める方がいたとしたら、それは自身が既得権を優遇してきた人ではないと思いつかない論理だと思う」

 小野寺氏「専門家として公平中立な立場からの話だと思う。獣医学部の競争倍率は、高いところで20倍を超える。獣医師になりたい人がたくさんいる中で50年以上その門を閉ざしてきたということもある。最後に安倍総理にお願い。実はまだ岡山理科大の獣医学部新設は認可されていない。最終的な認可は8月末に学校法人審議会で決定される。

続きを読む

このニュースの写真

  • 安倍晋三首相「省庁間交渉は当事者しか知らず『言った、言わない』になっている」 加計学園選定プロセスは適正だったと強調
  • 安倍晋三首相「省庁間交渉は当事者しか知らず『言った、言わない』になっている」 加計学園選定プロセスは適正だったと強調
  • 安倍晋三首相「省庁間交渉は当事者しか知らず『言った、言わない』になっている」 加計学園選定プロセスは適正だったと強調

関連ニュース

「ニュース」のランキング