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【豊洲移転】豊洲の観光拠点「運営会社」が築地再開発に難色 知事方針なら「採算取れなくなる」

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【豊洲移転】
豊洲の観光拠点「運営会社」が築地再開発に難色 知事方針なら「採算取れなくなる」

 築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、豊洲の敷地に整備予定の観光拠点「千客万来施設」の運営会社「万葉倶楽部」(神奈川県小田原市)が、小池百合子知事の基本方針に基づき築地再開発が行われれば採算が取れなくなるなどとして、都に難色を示していることが11日、分かった。

 小池氏は6月、築地跡地を市場機能を持った「食のテーマパーク」として再開発する基本方針を表明。同社担当者は取材に「築地に千客万来施設と同じような施設ができれば、撤退の可能性も含め検討せざるを得ない」と話した。都に説明を求めているという。

 千客万来施設は江東区が市場受け入れの条件とし、都も整備を約束。都は「千客万来施設事業を推進できるよう、事業者と誠意を持って対応している」などとするコメントを出した。

 都は、築地のにぎわいを継承・発展させることなどを目的に整備を計画。整備、運営を行う事業者を公募し、温浴施設を展開する万葉倶楽部に決まった。

 事業期間は50年間、用地貸し付け料は月額約720万円。江戸の街並みをイメージした飲食店街、温泉、ホテルを整備し、市場本体施設に隣接する立地を生かして新鮮な食材を販売する計画で、今年1月の着工予定だったが、移転延期の影響で先送りされている。

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