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岸田文雄外相、ポスト安倍に向け存在感アピールに躍起 宏池会60周年シンポジウム

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岸田文雄外相、ポスト安倍に向け存在感アピールに躍起 宏池会60周年シンポジウム

岸田派のシンポジウムであいさつする岸田文雄外相(左)。後ろは昭和女子大の坂東眞理子理事長=4日午後、東京・永田町の憲政記念館(酒巻俊介撮影) 岸田派のシンポジウムであいさつする岸田文雄外相(左)。後ろは昭和女子大の坂東眞理子理事長=4日午後、東京・永田町の憲政記念館(酒巻俊介撮影)

 岸田文雄外相が率いる自民党岸田派(宏池会、45人)は4日、都内で派閥創立60周年を記念し、経済をテーマにシンポジウムを開いた。「ポスト安倍」を見据える岸田氏は、派が伝統的に強みとする経済政策で持論を示し、存在感をアピールするのに躍起だ。ただ派閥の合従連衡のはざまで岸田派が勢力を拡大できず、党内で埋没する懸念も強まっている。

 「池田勇人元首相の所得倍増論は、エンジンを吹かしながらも、中小企業、地方対策をしっかりと用意し、全体として日本経済を大きくした」

 岸田氏はシンポジウムで、宏池会を創設した池田氏の「所得倍増計画」を引き合いに、派が磨き上げてきた経済政策をアピールした。一方、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」については「企業収益や雇用で大きな成果をあげた」と評価する一方、「残念ながら消費がなかなか伸びない」と課題もあげた。

 安倍内閣に外相として4年半在籍する岸田氏は、首相と異なる政策を打ち出しづらく、たびたび存在感の薄さを指摘される。シンポジウムは「岸田カラー」を印象づける思惑もあった。

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