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【WEB編集委員のつぶやき】支持率低下は政府の「エラー」、野党の「手柄」ではない でも、あの「暴言」で都議選は分からなくなった

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【WEB編集委員のつぶやき】
支持率低下は政府の「エラー」、野党の「手柄」ではない でも、あの「暴言」で都議選は分からなくなった

支援者とともに万歳三唱した豊田真由子氏 支援者とともに万歳三唱した豊田真由子氏

 野田氏は内閣支持率の低下について、加計学園問題などで政府を追及したことを挙げ、「終盤国会での攻勢があったがゆえに低下を実現した」と評価。通常国会での党の対応を「批判もあるかもしれないが、ベストを尽くした」として今後も加計問題などで追及を続ける考えを示した。

 数字を精査すると、内閣支持率低下は政府自らの「エラー」であって、野党の「手柄」では残念ながらない。この事実をはき違えている限り、支持率アップは見込めまい。野党がよく口する「安倍一強」なる批判も、なぜ「一強」なのか自らに問うてみるといい。

 安倍内閣の支持率は25年12月に10ポイント前後低下したことがあったが、やがて回復した。とはいえ政府・自民も国民に不誠実な印象を与えたのは事実。「高をくくっていると、恐ろしいことが起こる」(石破茂氏)かもしれない。

 ここで今回は原稿を終えようと思ったところ、自民党の豊田真由子衆院議員の元秘書への暴行、暴言が週刊新潮で報じられたことを受け、離党届を提出したとのニュースが飛び込んできた。

 「このハゲーっ」

 「おまえはどれだけ私の心をたたいている」

 「これ以上私の評判をさげるな」

 豊田氏の「暴言」は、NHKを含めテレビ各局で繰り返し流された。都議選告示日の前日22日というタイミングだった。またも「魔の2回生」の不祥事で、自民党は7月2日投開票の都議選への影響を懸念している。繰り返すが、同党は襟を正さないと、選挙で痛い目に遭うかもしれない。

 都民の投票行動は、そのときの風や雰囲気に流されやすいからだ。

(WEB編集チーム 黒沢通)

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