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【加計学園問題】前川喜平前次官と和泉洋人首相補佐官の対立浮かび上がる 2年前の「新国立競技場」撤回騒動が火種?

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【加計学園問題】
前川喜平前次官と和泉洋人首相補佐官の対立浮かび上がる 2年前の「新国立競技場」撤回騒動が火種?

和泉洋人首相補佐官(寺河内美奈撮影) 和泉洋人首相補佐官(寺河内美奈撮影)

「敗戦処理」余儀なく

 「新国立問題がくすぶっているのかもしれない」。2人の関係について文科省関係者は、27年7月、建設費の倍増に伴い白紙撤回された新国立競技場騒動の余波を指摘する。

 この騒動で文科省の担当局長が事実上更迭され、当時、文科審議官だった前川氏は整備計画経緯検証委員会の事務局長として報告書を取りまとめるなど“敗戦処理”を余儀なくされた。

 一方、内閣官房は整備計画の仕切り直しとして再検討推進室を設置。実質的に取り仕切る副室長には和泉氏らが起用された。

 「白紙撤回で整備計画の主導権は文科省から、和泉氏らが率いる国交省に移った」。文科省幹部はこう振り返る。

 5月25日の記者会見で政権批判を口にした前川氏は「(告発は)誰に恨みを持つようなものではない」としたが、同氏は産経新聞の取材を拒否しており、本音はうかがい知れない。

退職後批判「的外れ」

 加計学園問題では、岩盤規制改革をめぐる熾烈な攻防も見過ごせない。

 同学園が活用した国家戦略特区は、安倍内閣が25年6月に閣議決定した「日本再興戦略」に盛り込まれた。業界団体や関係省庁に守られた岩盤規制を突破するための装置だ。

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