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山城博治被告の国連人権理事会演説の全文 「新たな軍事基地への抗議活動からの離脱を迫られた。当局による人権侵害だ」

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山城博治被告の国連人権理事会演説の全文 「新たな軍事基地への抗議活動からの離脱を迫られた。当局による人権侵害だ」

15日(日本時間16日未明)、スイス・ジュネーブで開かれている国連人権理事会で演説する沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(原川貴郎撮影) 15日(日本時間16日未明)、スイス・ジュネーブで開かれている国連人権理事会で演説する沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(原川貴郎撮影)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の反対派リーダーで、沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(64)=傷害などの罪で起訴、保釈=が15日(日本時間16日未明)、国連人権理事会で演説を行った。全文は次の通り。

 

 ありがとうございます、議長。はいさいちゅーうがなびら(沖縄の言葉で「皆さん、こんにちは」)。

 私は沖縄における米軍基地による人権侵害に対し、平和的な抗議運動を行っている山城博治です。

 日米両政府は沖縄の人々の強い反対にもかかわらず、新たな軍事基地を沖縄に建設しようとしています。市民は沖縄の軍事化に反対して毎日抗議活動を行っています。

 日本政府はその市民を弾圧し、暴力的に排除するために大規模な警察力を沖縄に派遣しました。

 私は抗議活動の最中、微罪で逮捕され、その後、2回さかのぼって逮捕されました。勾留は5カ月間にも及びました。面談は弁護士以外との接見を一切禁じられ、家族とも会うことを許されませんでした。

 私は自供と抗議運動からの離脱を迫られました。これらは当局による明らかな人権侵害です。

 しかし、私も沖縄県民もこのような弾圧に屈しません。私は日本政府が人権侵害をやめ、沖縄の人々の民意を尊重することを求めます。

(ジュネーブ 原川貴郎)

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