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【北方領土】ビザなし交流第2陣 元島民ら択捉島訪問 共同経済活動で意見交換

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【北方領土】
ビザなし交流第2陣 元島民ら択捉島訪問 共同経済活動で意見交換

ビザなし交流で訪れた択捉島の紗那墓地で、墓参する元島民ら。墓地はロシア人も葬られていた=10日(同行記者団) ビザなし交流で訪れた択捉島の紗那墓地で、墓参する元島民ら。墓地はロシア人も葬られていた=10日(同行記者団)

 北方領土のロシア人住民と元島民の日本人らが相互に行き来する「ビザなし交流」で、日本側訪問団の第2陣(北村信人団長)が11日、択捉島訪問の4日間の日程を終え、根室に帰港した。現地では、日露双方が「共同経済活動」をテーマに意見交換した。

 訪問したのは、元島民や返還活動の関係者ら61人。初日は根室沖で天候の回復を待ったため現地滞在が1日しかなく、予定していた水産関連施設や温泉見学などがキャンセルになった。

 一行を出迎えた地元行政府のベラウーソワ・タチヤーナ・クリル地区長は「島には多くの自然の名所があり温泉も多い。外国人客を乗せたクルーズ船も訪れたばかり。日本の方も今後、島で観光を楽しむ可能性がある」と島の観光開発に期待感を示した。

 住民交流会では、19人のロシア人が参加し、グループ討論した。ロシア側から「経済活動が進めば、日露平和条約の締結も早く実現する」「領土問題と交流は別」などの意見が出た。日本側からの「流氷がもたらす北方領土の豊かな自然を、ユネスコの世界自然遺産である知床と一緒に、持続的に保存発展させては」という提案に、ロシア側から異論はでなかった。

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