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【譲位特例法成立】「正面から男系継承維持に取り組むべきだ」 阿比留瑠比論説委員兼政治部編集委員

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【譲位特例法成立】
「正面から男系継承維持に取り組むべきだ」 阿比留瑠比論説委員兼政治部編集委員

参院本会議で天皇陛下の譲位を可能とする特例法が成立し、会見を終え握手をする大島理森衆院議長(右)と伊達忠一参院議長=9日午前、国会内(斎藤良雄撮影) 参院本会議で天皇陛下の譲位を可能とする特例法が成立し、会見を終え握手をする大島理森衆院議長(右)と伊達忠一参院議長=9日午前、国会内(斎藤良雄撮影)

 また現在、男系の男子である秋篠宮家の長男、悠仁さまが皇位継承順位3位だが、仮に女系天皇を認めた場合にはどうなるか。現在は継承権のない皇太子さまの長女、愛子さまとの間で「どちらにより正統性があるかが問われる事態になる」(政府高官)との懸念がある。女性宮家創設の結果、女性皇族のご結婚のハードルが高くなるだけでなく、予想外の大混乱を招く可能性も否定できない。

 一方、戦後に連合国軍総司令部(GHQ)の皇室弱体化の意向で皇籍離脱した旧宮家の復帰に関しては、「約700年前に天皇家から分かれ」(5月18日付朝日新聞社説)などと血の遠さを強調する意見がある。

 だが、旧皇族のうち竹田、北白川、朝香、東久邇の4宮家には明治天皇の皇女が嫁ぎ、東久邇家には昭和天皇の皇女も嫁いでおり、血縁は実は近い。

 皇室に詳しい徳島文理大の八幡和郎教授によると、明治以降、終戦以前に皇籍を離脱した元皇族の子孫や江戸時代に最も格式の高い公家、「五摂家」に臣籍降下した親王の男系子孫も数十人いるとされる。こうした方々のうち希望者を宮内庁の嘱託として活動してもらうとの意見もある。

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