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【譲位特例法成立】「正面から男系継承維持に取り組むべきだ」 阿比留瑠比論説委員兼政治部編集委員

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【譲位特例法成立】
「正面から男系継承維持に取り組むべきだ」 阿比留瑠比論説委員兼政治部編集委員

参院本会議で天皇陛下の譲位を可能とする特例法が成立し、会見を終え握手をする大島理森衆院議長(右)と伊達忠一参院議長=9日午前、国会内(斎藤良雄撮影) 参院本会議で天皇陛下の譲位を可能とする特例法が成立し、会見を終え握手をする大島理森衆院議長(右)と伊達忠一参院議長=9日午前、国会内(斎藤良雄撮影)

 天皇陛下の譲位を可能にする特例法が9日成立したことを受け、今後の焦点はどのように皇族減少に歯止めをかけ、将来に向けて安定的な皇位継承を確保するかの検討に移る。政府は、これまで125代にわたり1度の例外もなく受け継がれてきた皇室の伝統にのっとり、父方の系統に天皇を持つ男系の男子による皇位継承維持に、正面から取り組むべきだろう。

 「女性皇族がご結婚後も皇族の身分を保持し、当該女性皇族を当主とする宮家の創設が可能となるよう皇室典範を改正すべきだ」

 民進党は特例法成立に当たり、蓮舫代表名でこんな談話を発表した。見事に本質を外した立論である。

 皇室典範は「皇位は男系の男子が継承する」と定めており、女性宮家を創設しても皇位継承資格者は増えはしない。典範改正で女性宮家の子孫も皇位継承資格を持つようにするというのなら、それは女系継承容認につながり、「そこから先は違う王朝」(自民党の鬼木誠衆院議員)となる。

 民進党は天皇陛下のご意向について「十分忖度(そんたく)」(野田佳彦幹事長)、「しっかり忖度」(細野豪志元代表代行)と強調してきたが、宮中祭祀(さいし)を重視し、皇室伝統と向き合ってきた陛下が、それを望まれるだろうか。少なくとも首相官邸筋は「陛下の周りも、女系天皇をつくろうという気は全くない」と明言する。

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