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【歴史戦】国連人権事務所、訪日報告書をHPに公表 「不正確で不十分」とする政府反論書も公表

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国連人権事務所、訪日報告書をHPに公表 「不正確で不十分」とする政府反論書も公表

デービッド・ケイ氏 デービッド・ケイ氏

 国連人権高等弁務官事務所は30日、国連人権理事会の特別報告者、デービッド・ケイ氏がまとめた29日付の訪日報告書(先行未編集版)をホームページ上で公表した。報告書は英語版で計19枚。メディアへの政府の直接的・間接的な圧力に対する懸念や放送メディアに政治的公平性を求めた放送法4条の撤廃勧告が盛り込まれるなど、ケイ氏がこれまで示してきた見解をほぼ踏襲している。

 同事務所は同時に、ケイ氏の報告について「指摘の大半が噂や決めつけに基づくもので、勧告は日本の現状や日本文化に対する不正確で不十分な意見を含む」などとする人権理事会宛ての日本政府の反論書も公表した。反論書は英文で30日付。ケイ氏の「偏った勧告」に対し、遺憾の意も表明した。

 これに関連し、菅義偉官房長官は30日の記者会見で、報告書草案が、慰安婦問題など歴史教育への政府介入は慎むべきだなどと勧告する内容であることについて「政府として反論すべきことは強く主張している」と述べ、引き続き抗議していることを明らかにしていた。政府関係者はケイ氏について「何らかの意図を持ってやってきているとしか思えない」と不満を募らせている。

 ケイ氏は6月12日に人権理事会で、報告書について説明する予定だ。

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