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救難飛行艇輸出が暗礁 インドの熱意冷め頓挫の恐れ 解禁から3年、実績ゼロ

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救難飛行艇輸出が暗礁 インドの熱意冷め頓挫の恐れ 解禁から3年、実績ゼロ

離水する海上自衛隊の救難飛行艇「US2」=2月13日、神戸市東灘区(撮影・甘利慈) 離水する海上自衛隊の救難飛行艇「US2」=2月13日、神戸市東灘区(撮影・甘利慈)

 ところが今月8日の防衛相会談では稲田朋美防衛相がUS2の導入決定に向け手続きの加速を求めたところ、インドのジャイトリー国防相は返答しなかった。

 US2の輸出交渉が難航している最大の理由は1機当たり百数十億円に上る価格で、インドはロシアとカナダの飛行艇の導入を比較検討しており、価格は30億~40億円と安い。インド海軍では高性能のUS2導入に期待が根強いが、国防省全体では導入決定を見送る状態が続く。日本政府内では「インドのニーズや意思決定の複雑さを把握できておらず、政府も企業も経験不足だ」(高官)と指摘される。(半沢尚久)

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