産経ニュース

【北ミサイル】ミサイル防衛強化で中期防前倒し論 地上型イージス、THAAD… 予算が最大の壁、慎重論も

ニュース 政治

記事詳細

更新

【北ミサイル】
ミサイル防衛強化で中期防前倒し論 地上型イージス、THAAD… 予算が最大の壁、慎重論も

閣議を終え会見する稲田朋美防衛相=16日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 閣議を終え会見する稲田朋美防衛相=16日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 北朝鮮の弾道ミサイルの脅威増大を受け、政府は新たなミサイル防衛(MD)システムの導入に向けた検討を進めている。イージス艦の迎撃システムの地上配備型である「イージス・アショア」が有力視され、稲田朋美防衛相は16日、中期防衛力整備計画(中期防)の前倒し論も踏まえた検討を行う考えを示した。ただ、予算の壁が立ちはだかる。導入には1千億円規模の巨額コストが見込まれるだけに、防衛費の大幅増が欠かせなくなっている。

 稲田氏は記者会見で「中期防の前倒しだとか新たな装備を急ぐべきだとか、さまざまな意見がある。どうすれば万全を期すことができるかしっかり検討したい」と述べ、前向きに取り組む考えを示した。

 防衛省は来年度までの5カ年の中期防に沿って主要装備品を取得している。新MDシステムを来年度から予算化するには次期計画を1年前倒しして取得を明記する必要があり、自民党の国防関係議員らが強く求めている。

 防衛省もこれと並行する形で検討を進めている。

 新装備では地上配備型イージス・システムに加え、米国が4月から韓国に配備したTHAAD(高高度防衛ミサイル)も候補にのぼる。費用面などからイージス・アショアを推す声が高まっているが、運用を想定するのは現在海上自衛隊のイージス艦が運用する中距離ミサイル「SM3」。迎撃ミサイルの種類を増やせば増やすほど効率が上がるとの見方もあり、THAADを推す声も根強い。

続きを読む

関連トピックス

関連ニュース

「ニュース」のランキング