産経ニュース

【北朝鮮情勢】日中高官 北朝鮮の挑発行動に断固対応 日本、石油輸出制限を要求

ニュース 政治

記事詳細

更新

【北朝鮮情勢】
日中高官 北朝鮮の挑発行動に断固対応 日本、石油輸出制限を要求

中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表(右)を出迎える外務省の金杉憲治アジア大洋州局長=26日午後、外務省(代表撮影) 中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表(右)を出迎える外務省の金杉憲治アジア大洋州局長=26日午後、外務省(代表撮影)

 外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は26日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の議長を務める中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と外務省で会談し、核実験や弾道ミサイル発射など北朝鮮による挑発行動に対して断固として対応することを確認した。金杉氏は、北朝鮮が中国に依存する石油の供給制限を通じて圧力を強めるよう求めたとみられる。

 外務省によると、会談では、北朝鮮がさらなる挑発行動を自制し、核・ミサイル開発を禁じた国連安全保障理事会決議を順守するよう求めることで一致。金杉氏は、北朝鮮の外貨獲得手段となっている石炭の輸入制限など安保理決議に基づく制裁を厳格に履行するよう武氏に求めた。

 中国側の説明によると、朝鮮半島をめぐり、(1)非核化(2)和平と安定(3)政治・外交手段を通じた平和的な方式による問題解決-の必要性についても共通認識が得られたという。

 武氏は会談終了後、「日米両国と幾つか異なる部分はあるが、近い部分もある」と記者団に語った。また、北朝鮮情勢の緊迫化を受けた自衛隊と米軍の共同訓練については「平和的な問題の解決を望んでおり、朝鮮半島に戦乱を生じさせるようなことに反対する」と牽(けん)制(せい)した。

 武氏はこの日、岸田文雄外相、谷内正太郎国家安全保障局長らとも会談した。岸田氏は、中国が安保理常任理事国として、北朝鮮問題解決に向け、さらなる役割を果たすよう要請した。

「ニュース」のランキング