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【歴史戦・第17部新たな嘘(中)】
軍艦島、荒唐無稽な印象操作 別の炭鉱写真使用…韓国テレビ、誤り認める
■国立施設「地獄の労働」流布
韓国・釜山の高台にひときわ目立つ建物がある。名称は「国立日帝強制動員歴史館」。
日本語のパンフレットもあり、「日本によって行われた強制動員の惨状を国民に広く知らしめ、正しい歴史意識を鼓吹し、人権と世界平和に対する国民教育の場を提供する」ことを目的に、平成27(2015)年12月に開館した。
釜山に設立された理由については、「強制動員された人の約22%が(釜山のある)慶尚道の出身」で、そのほとんどが釜山港から連れていかれたためだとしている。
7階建ての建物の4階と5階に展示スペースがある。4階は「記憶のトンネル」「日帝強制動員の概念」「日帝強制動員の実情」「終わらない日帝強制動員」「解放と帰還」に分かれて「資料」などが展示されている。
5階では「朝鮮人労務者の宿舎」「日本軍“慰安所”」があり、「被害」の状況を知ることができるとしている。
入り口に入るとまず目に入ってきたのが、韓国MBCテレビ『イブニングニュース』も使った黒ずんだ姿の男たちが並んで立っている写真だった。
この写真は2015年に端島(軍艦島)を含む「明治の産業革命遺産」の世界文化遺産登録をめぐり、韓国側が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会の全委員に配った冊子にも使われた。冊子には「目覚めよ!ユネスコ 目覚めよ!世界 目覚めよ!人類」との文言が英語で書かれていた。
炭坑での「過酷な労働」として紹介されているのが、「斜坑の中、身体を横にしたまま採炭作業をしている朝鮮人労務者」との日本語、英語、韓国語の説明がついている写真だ。
だが、この写真、よくみるとMBCテレビが使ったのと同じ場所で撮られたとみられる。石炭産業史に詳しい複数の専門家は「明治中期の筑豊には朝鮮人はほとんどいなかった」と語る。


