産経ニュース

【東日本大震災6年】住宅無償提供打ち切り、退去余儀なく 原発避難者が窮状訴え 神奈川

ニュース 政治

記事詳細

更新

【東日本大震災6年】
住宅無償提供打ち切り、退去余儀なく 原発避難者が窮状訴え 神奈川

 福島第1原発事故から11日で6年を迎えるのを前に、福島県から本県への避難者3人が8日、横浜市内で記者会見し、今春に予定されている住宅無償提供の打ち切りにともない、住宅の退去を迫られている窮状などを訴えた。

 避難者のうち、福島県内から川崎市に息子と避難した50代の母親は、3月いっぱいで、現在住んでいる民間借り上げ住宅の提供が打ち切られ、退去を余儀なくされることもあり、「どうして国は、私たちの生活を守ろうとしてくれないのでしょうか」と訴えた。

 また、「母親が鬱になったり、外出できない人も多くいたりするのは確かで、みな苦しんでいる。色々なことを犠牲にして暮らしている」と語った。

 同じく福島県内から子供3人と避難している50代の母親は、「周囲の放射線量が高いままのため、今年に入ってから福島県の自宅は解体する苦渋の決断をした」とした上で、「昨年くらいから、避難者に対しての支援が徐々に打ち切られるような雰囲気を感じるようになり、非常に不安を感じている」と語った。

 福島県内から避難している別の50代の母親は「日常を失う損失の大きさを感じている」とし、「(原発事故から避難している多くの立場の)弱いものにさらなるいじめをするというのは許せないが、日本の現実なんだなと思う」と述べた。

「ニュース」のランキング