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【WEB編集委員のつぶやき】森友学園問題を「アッキード事件」とはひどい はやる野党の追及は稚拙だ

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【WEB編集委員のつぶやき】
森友学園問題を「アッキード事件」とはひどい はやる野党の追及は稚拙だ

質問する山本太郎氏 質問する山本太郎氏

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題が騒ぎになっている。

 安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、「この問題の核心は売買価格が適正だったかどうかである」と述べたが、それ以上でもそれ以下でもない。

 大阪府知事だった橋下徹氏も、府が籠池泰典森友学園理事長による学校設置認可基準の緩和要望後の平成24年4月に基準を改正したことについて、「政治家や利害関係者からの要望を受けて行政が基準改正を行うのも普通のこと」とツイッターに投稿した。

 野党が政権追及の材料として問題に色めき立つのは当然だが、それが聞くに堪えない。

 自由党の山本太郎共同代表は2日、この問題をめぐり、首相の妻の昭恵さんの名にちなんで「アッキード事件」と発言した。首相は「限度を超えている。極めて不愉快だ」と強い不快感を示したが、安倍夫妻への攻撃がひど過ぎはしないか。具体的な追及材料がなかった山本氏の目的は単なるレッテル張りだったと言わざるを得ない。

 前述の通り、この問題は「森友学園」の小学校用地をめぐる国有地が安値で売却されていたことだ。学園は小学校建設のため、大阪府豊中市の国有地を取得した。当初、将来の売買を前提に賃貸契約を結んだが、工事の過程でゴミなどの埋設物が見つかった。国が撤去作業をすると開校が遅れるため、購入した。

 その際の評価額は約9億5600万円だったが、ゴミの撤去費用の約8億2千万円を差し引いて、1億3400万円で学園に売却された。売却に伴う国の収入は約200万円にすぎなかった。しかも周辺住民の証言などによれば、敷地からゴミが運び出された形跡が見られないという。

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