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【日米首脳会談】識者3人が語る日米関係発展へのカギ

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【日米首脳会談】
識者3人が語る日米関係発展へのカギ

アジア太平洋研究所・エルドリッヂ主席研究員(奥清博撮影) アジア太平洋研究所・エルドリッヂ主席研究員(奥清博撮影)

 日米関係に詳しい識者3人は、安倍晋三首相が日米首脳会談でトランプ米大統領に対し、安全保障や通商面で秩序維持の重要性を説くよう訴えるとともに、トランプ氏との適切な“距離”を保ちつつ、両国関係を発展させるよう促している。

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 □元在沖縄米軍海兵隊政務外交部次長 ロバート・エルドリッヂ氏

 適切な車間距離が大事

 トランプ氏は27年前に訪日したが、その後一度も日本に来ていない。最近の発言をみると、彼の日本についての認識は、平成2年のままになっている。政権スタッフの中にも日本の専門家はほとんどいないため、誤解が非常に多いと感じる。安倍首相は今回の訪米で、今の日本の考え方と、この27年間の日本の変化、例えばイラクや東ティモールにおける自衛隊の国際貢献などをトランプ氏に丁寧に説明して、27年間の日本の認識の空白を埋めてあげることが重要だ。それができれば、今回の日米首脳会談の大きな成果といえる。

 安倍首相は尖閣諸島に日米安保の第5条が適用されるかどうかを直接確認したい気持ちはわかるが、私はその必要はないと考える。なぜなら、尖閣の安保適用は46年前の1971年にすでに米国が決めたからだ。首脳会談のたびに確認するのはむしろ恥ずかしいことと思う。日米安保を発展させるために、日本はどんな積極的な役割を果たせるのか、もし安倍首相が前向きな提案をすれば、トランプ氏は歓迎するに違いない。

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