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自民党麻生派、拡大路線まっしぐら 甘利明氏入会、谷垣グループ、山東派にも触手 くすぶる警戒論

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自民党麻生派、拡大路線まっしぐら 甘利明氏入会、谷垣グループ、山東派にも触手 くすぶる警戒論

自民党麻生派の会合に向かう麻生太郎副総理兼財務相(酒巻俊介撮影) 自民党麻生派の会合に向かう麻生太郎副総理兼財務相(酒巻俊介撮影)

 麻生氏の持論は、自民党の「2大派閥」が切磋琢磨(せっさたくま)し、その活力で政権を支えるということだ。岸氏は安倍首相の祖父で、池田氏は麻生氏の祖父・吉田茂元首相が引き立てた宏池会(現岸田派)の創設者だ。麻生氏の言葉からは「最大派閥の細田派(97人)出身の安倍首相後は宏池会系」との意欲がにじむ。

 実際、麻生派幹部は谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループや山東派との接触を強めている。関係者によると、谷垣グループでは、麻生氏に近い山本公一環境相や佐藤勉衆院議院運営委員長、棚橋泰文前幹事長代理らが合流に前向きという。

 昨年の内閣改造・党役員人事では、サイクリング中の事故で谷垣氏が不在だった影響もあり、党の主要役員や副大臣などへの起用がゼロだった。「谷垣氏がいつ戻るか分からない現状では今後の展望がない」との不満が合流に駆り立てる。

 一方、逢沢一郎代表世話人や川崎二郎元厚生労働相らは合流に否定的とされる。グループ幹部は「谷垣氏も病床から秘書を通じて『勝手に判断するな』とメッセージを出している」と明かす。あくまで主(あるじ)の復帰後に判断すべきだとの立場で、意見が割れている。

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