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鹿児島県西之表市長選 29日投開票 米軍離発着訓練が争点

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鹿児島県西之表市長選 29日投開票 米軍離発着訓練が争点

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 鹿児島県西之表市長選が29日に投開票される。防衛省は市域にある無人島の馬毛島に自衛隊基地を設け、米軍再編の一環として空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)を移転させる計画で、受け入れの是非が最大の争点だ。地元では騒音などの懸念から移転反対が根強かったが、経済効果や地域活性化への期待から賛成意見も増えており、選挙結果は移転計画に影響を与えそうだ。

 馬毛島は西之表市がある種子島の西方沖約12キロに位置する。馬毛島のほぼ全域は、東京の民間企業「タストン・エアポート」社が所有。防衛省は同社との間で敷地の買収交渉を進めている。

 土地の売買に市の同意は必要ないものの、市が馬毛島内の港湾設備を管理していることや移転に伴って種子島に官舎を整備する見通しとなっていることから「地元の理解は不可欠」(防衛省関係者)との立場だ。

 馬毛島がFCLPの移転検討先となったのは平成23年。日米の外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)で合意されたが、市議会などから反対の声が噴出。25年2月の前回市長選では反対派の長野力氏が3選を果たした。

 あれから4年。今回の市長選は長野氏が引退を表明し、賛成派2人、反対派4人の新人6人が立候補。自衛隊基地やFCLPに関しては、賛成派が経済効果を主張するのに対し、反対派は騒音や事故の危険性を訴え、混戦模様となっている。

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