産経ニュース

【代表質問】米のTPP離脱 安倍晋三首相「腰を据え理解求める」 天下り問題「全省庁で徹底調査指示」 憲法、国会での議論に期待

ニュース 政治

記事詳細

更新

【代表質問】
米のTPP離脱 安倍晋三首相「腰を据え理解求める」 天下り問題「全省庁で徹底調査指示」 憲法、国会での議論に期待

安倍晋三首相 安倍晋三首相

 国会は24日、安倍晋三首相の施政方針演説など政府4演説に対する代表質問を衆参両院で行った。首相は、トランプ米大統領が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱に関する大統領令に署名したことについて「トランプ氏も自由で公正な貿易の重要性については認識している。TPPの戦略的、経済的意義について腰を据えて理解を求めていきたい」と重ねて強調した。

 首相は憲法改正について「新しい時代にどのような憲法がふさわしいか、国会の憲法審査会で議論が深められ、具体的な姿が現れてくることを期待したい」と述べ、与野党による改憲項目の絞り込みに期待を示した。日本維新の会の馬場伸幸幹事長が憲法改正による教育無償化を提唱したのに対しては「教育のあるべき姿を含め真摯(しんし)に憲法を議論しようとしていることに敬意を表したい」と応じ、連携への意欲をにじませた。

 憲法改正を争点とする衆院解散・総選挙の可能性に関しては「現在、一切考えていない」と述べるにとどめた。

 また、首相は慰安婦問題の解決を確認した平成27年12月の日韓合意について「韓国側に合意を誠実に履行するように粘り強く求める」と述べた。

 文部科学省の組織的な天下り斡旋(あっせん)問題をめぐっては「国家公務員の天下りについては根絶していくとの姿勢で取り組んできた。国民の疑念を払拭するため、全省庁で徹底的な調査を行うよう指示した」と説明。山本幸三国家公務員制度担当相は24日の記者会見で、来週中には調査を開始する方針を明らかにした。

「ニュース」のランキング