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【通常国会召集】文科省天下り斡旋問題でいきなり波乱含み 「譲位」「共謀罪」でも与野党対決に… 憲法をめぐっては与党内に溝

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【通常国会召集】
文科省天下り斡旋問題でいきなり波乱含み 「譲位」「共謀罪」でも与野党対決に… 憲法をめぐっては与党内に溝

衆院本会議で施政方針演説をする安倍晋三首相=20日午後、国会(斎藤良雄撮影) 衆院本会議で施政方針演説をする安倍晋三首相=20日午後、国会(斎藤良雄撮影)

 第193通常国会が20日、召集された。政府・与党は平成28年度第3次補正予算案に続き29年度予算案の早期成立を目指すが、召集直前に文部科学省の天下り斡旋問題が発覚。野党は厳しく追及する構えで、予算案審議への影響は避けられそうにない。天皇陛下の譲位に関する法整備や、「共謀罪」の構成要件を変更する「テロ等準備罪」の新設など与野党対決法案も控えており、波乱含みの展開となりそうだ。

 「ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても何も生まれない!」

 安倍晋三首相は施政方針演説で民進党を念頭にこう訴え、痛烈に批判した。対決姿勢を鮮明にした首相だが、足元ではさっそく不安要素が噴き出している。

 政府は20日、文科省が国家公務員法に違反し、元幹部の再就職を組織的に斡旋していたと認定。首相は演説前の自民党両院議員総会では「私自身、戒めていることは、慣れからくる油断だ。ここでもう一度、初心を思い返す必要がある」と述べ、気を引き締めて国会に臨むよう呼び掛けた。

 全省庁を対象に再就職の状況を調査するよう指示したが、弁解の余地のない失態だけに低姿勢で早期の幕引きを図りたい考え。ただ、野党に格好の攻撃材料を与えたダメージは大きく、自民党の竹下亘国対委員長は党会合で「国会に大きな影響を与えるといわざるを得ない」と不満を漏らした。

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