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【動画付き・豊洲問題】小池百合子知事は都議選の争点を念頭 市場地下水から環境基準79倍のベンゼン…市場関係者は移転にあきらめも

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 「ショッキングな数字だ」と、会議を傍聴していた築地市場協会の伊藤裕康会長はポツリ。他の市場関係者から「これでは消費者が納得しない」と怒りの声が上がり、過去の調査結果について「(都が)改ざんしていたのでは」と疑問視する声も噴出。「これで移転は終わった」と断言する関係者もいた。

 専門家会議は近く再調査を実施し3月中に結果を公表するとしたが、移転そのものへの反対の声が高まるのは確実だ。

 昨年8月に豊洲移転延期を決めた小池氏。この日は「これからの方向性は専門家会議で議論してほしい」と慎重な発言に終始した。ただ「私が結論を出すのではなく、都民に時には判断をしていただく」と“民意”を問う姿勢を強調した。

 夏の都議選で争点になるかを問われると「これまでの流れに関わってきたのは都議会。そういうことも避けられない」と明言。対立する都議会自民党への攻撃材料にしたい考えをにじませた。

 昨年からもつれていた市場移転問題。まだまだ収まりそうにない。

■ベンゼン

 無色で引火性の高い化学物質。プラスチックや合成繊維などの原料として広く使われる。たばこの煙のほかガソリンにも含まれ、多くの発生源は排ガス。高濃度になると中毒症状が出る。ベンゼンの蒸気が混じった空気に引火すると爆発を起こすことも。白血病などを発症する可能性がある発がん性物質で、環境基準値の1リットル当たり0・01ミリグラムを含有した水を1日2リットルずつ70年間飲んだ場合、10万人に1人ががんになるとされる。79倍の数値では10万人のうち79人ががんになる計算。

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