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【小池百合子劇場】都議選へ水面下の戦い 小池塾、候補選抜試験に1600人 公明・民進が知事に接近、自民は離反者警戒

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【小池百合子劇場】
都議選へ水面下の戦い 小池塾、候補選抜試験に1600人 公明・民進が知事に接近、自民は離反者警戒

小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」は、都議会議員選挙の候補者を絞り込むため、都内で選抜試験を行った=7日午後、東京都豊島区(春名中撮影) 小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」は、都議会議員選挙の候補者を絞り込むため、都内で選抜試験を行った=7日午後、東京都豊島区(春名中撮影)

 今夏の東京都議選に向けて、小池百合子都知事が主宰する政治塾「希望の塾」が7日、候補者を絞り込むための筆記試験を行った。小池氏は独自候補に加え、提唱する「東京大改革」に賛同する会派と都議会で多数派を形成することを目標に設定。小池氏には公明党と民進党が急接近し、小池氏を軸にした“改革派”と都議会自民党が対決する選挙の構図ができつつある。自民内では離反者が相次ぐことへの警戒感もあり、水面下での駆け引きが本格化していきそうだ。

「勝てる候補者」

 東京・池袋の試験会場の前には受験者の長蛇の列ができた。受験予定者が約1600人に上ったため、試験は午前と午後の2回に分けて実施。試験は論文とマークシート式の適性テストで構成され、受験者によると、論文は地方自治などに関する複数テーマから選択する形がとられたという。

 東京都大田区の会社社長の男性(60)は「都政の問題を暴いてくれる小池さんのお手伝いがしたい」と話した。試験の合格者は今後、面談などで絞り込み、小池氏らが都議選候補として選定する。月内にも塾を運営する政治団体「都民ファーストの会」が1次公認候補として発表する見通しだ。

 小池氏は自民党との対立が鮮明になった昨年12月、政治塾から候補者を擁立する意向を表明。関係者によると、自民幹部が議席を持つ選挙区を中心に30人超の擁立を検討しているとされ、今月6日の定例会見では候補者の選考基準について「一言で言って、勝てる候補者」と強調した。

「改革の同志」

 都議会の議員定数は127人。小池氏は安定的に都政改革を進めるために「改革派がマジョリティー(多数派)を占める」ことを目指し、多数派形成に向け公明党との連携を深める。

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