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【健作考】(中)「人脈」 交友関係を県政に活用

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【健作考】
(中)「人脈」 交友関係を県政に活用

組織委員会の森喜朗会長(右)と笑顔で面談する森田健作知事=平成27年4月14日、東京都港区の虎ノ門ヒルズ森タワー(大島悠亮撮影) 組織委員会の森喜朗会長(右)と笑顔で面談する森田健作知事=平成27年4月14日、東京都港区の虎ノ門ヒルズ森タワー(大島悠亮撮影)

 そうした地道な活動もあって、幕張メッセではさらにパラリンピック4競技と、一宮町で五輪史上初開催となるサーフィン競技の開催が決定。計8競技の開催は開催都市の東京都に次いで2番目に多い。ある県幹部は「県内で競技開催が実現するとは、当初は考えもしなかった。仮に職員だけでやれといわれても無理だっただろう」と舌を巻く。

 内閣官房長官の菅義偉も森田と強い絆で結ばれた人物の一人だ。平成25年の産経新聞の新春インタビューで森田は「衆参で違えど、菅さんとはほぼ同時期に国政に入った。初当選直後に、東京湾アクアラインの料金800円化を後押ししてくれたのは菅さんだ」と恩義を語っている。

 その後も菅との良好な関係は継続しているもようで、27年9月にトップセールスでタイを訪問した際は、菅を通じ、直前にバンコクで発生したテロについて首相の安倍晋三の弔意のメッセージを託された。県知事の海外訪問にこうした首相のメッセージが託されることは極めて異例だ。

 人脈は政界だけにとどまらず、26年には人気アイドルAKB48グループの総合プロデューサー、秋元康に直談判して県出身のメンバーを起用した切手を販売。本県の魅力発信につなげたこともあった。

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