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尖閣の状況把握体制強化 海保、全巡視船から映像送信 本庁や官邸でリアルタイム視聴

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尖閣の状況把握体制強化 海保、全巡視船から映像送信 本庁や官邸でリアルタイム視聴

海上保安庁の映像伝送の仕組み 海上保安庁の映像伝送の仕組み

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海や接続水域に今年8月、200隻を超える中国漁船と公船15隻が同時に侵入した事態などを受け、海上保安庁が「尖閣警備専従部隊」の大型巡視船全12隻に映像伝送装置を設置することが29日、分かった。巡視船の映像を海上保安庁本庁や官邸でリアルタイムで視聴する体制を強化することで、非常事態時により迅速に意思決定ができるようになる。平成29年度中の整備を目指す。

 海保によると、尖閣警備専従部隊では現在、12隻のうち、ヘリコプター搭載型大型巡視船2隻を含む3隻だけが映像伝送装置を搭載している。8月の尖閣諸島周辺海域でも利用され、増強が必要と判断した。

 海保は28年度当初予算、2次、3次補正で計約40億円を計上。これに合わせ、無線でリアルタイムに転送された複数の映像を同時に視聴できる新システムも導入する。官邸や海保幹部が、より的確に現場の様子を把握した上で指揮できるようになる。

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