産経ニュース

【日露首脳会談】安倍晋三首相、来年早期の訪露に意欲 「日露平和条約交渉を一歩一歩進める」と強調

ニュース 政治

記事詳細

更新

【日露首脳会談】
安倍晋三首相、来年早期の訪露に意欲 「日露平和条約交渉を一歩一歩進める」と強調

内外情勢調査会で講演する安倍晋三首相=20日午後、東京都千代田区の帝国ホテル東京(宮崎瑞穂撮影) 内外情勢調査会で講演する安倍晋三首相=20日午後、東京都千代田区の帝国ホテル東京(宮崎瑞穂撮影)

 安倍晋三首相は20日、東京都内で講演し、来年の早い時期にロシアを訪問し、改めてプーチン大統領との会談に臨む考えを示した。「関係改善の機運を一層加速させたい。平和条約交渉を一歩一歩確実に前へ進めていきたい」と強調した。

 首相は、15、16両日の日露首脳会談で合意した経済協力の意義について「日本人とロシア人がともに働く中で理解と信頼が深まれば、北方四島を『対立の島』ではなく『共存の島』にできる」と語った。

 その上で、日露両国が領土問題に関して「猜疑心(さいぎしん)の砦(とりで)に閉じ籠もっている」と断じ、「両国民の信頼を醸成していくことが必要だ」と述べた。「政治も外交もリアリズムが大切だ。『日本の領土だから返せ』と言うだけで(返還が)実現するなら、そんな簡単なことはない」とも指摘した。

 今月下旬に米ハワイの真珠湾でオバマ大統領とともに戦没者を慰霊する計画については「日米のリーダーがともに真珠湾を訪問することは和解の大きな力を世界に示すものだ」と強調。先の大戦中に米国内で唱えられた日本への憎悪をあおるスローガン「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな)」に触れ、「新たな『リメンバー・パールハーバー』が和解の力を象徴する合言葉となることを信じる」と語った。

続きを読む

「ニュース」のランキング