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【安倍晋三首相講演詳報(6)】「民進党を批判しているのではないんです。ファクトを申し上げました」

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【安倍晋三首相講演詳報(6)】
「民進党を批判しているのではないんです。ファクトを申し上げました」

内外情勢調査会で講演する安倍晋三首相=20日午後、東京都千代田区の帝国ホテル東京(宮崎瑞穂撮影) 内外情勢調査会で講演する安倍晋三首相=20日午後、東京都千代田区の帝国ホテル東京(宮崎瑞穂撮影)

 今や、日本で売れてから世界に出ていくという段階を経るのではなく、売れるものを作れば一気に世界を席巻してしまう。世界の垣根はどんどん、どんどん低くなっているというふうに感じます。そこに大きなチャンスがあります。

 世界の変化を先取りしたイノベーションを生み出し、日本が力強く成長していく。そのためには、日本人1人1人がその持てる能力を最大限発揮できる社会が必要です。多様性こそがこれからの時代の成長の源泉であります。

 女性も男性も、お年寄りも若者も、難病や障害がある人も、一度失敗を経験した人も、誰もが活躍できる1億総活躍の未来へと、安倍内閣は挑戦を続けて参ります。

 その本丸は働き方改革であります。まず、「同一労働同一賃金」を実現する。そのためのガイドライン案を、政府として本日の働き方改革実現会議で提示する考えであります。ここでその中身は申し上げるわけにいきませんが、ちょっとお待ちを頂きたいと思います。

 非正規という言葉をこの国から一掃をする。その決意のもとに、不合理な待遇差を是正するためのガイドラインであります。これまで、パートや派遣労働などさまざまな環境のもとで働いておられる現場のみなさんから、直接話を聞く機会を得ました。

 昇給のペースが違う。通勤などの各種手当てが支給されない。福利厚生や研修において扱いが異なるなど、細部にこそ真実が宿っていることを改めて実感しました。みんながボーナスをもらっているのに、自分にはない。ボーナスが出た日に「じゃあ、みんなで一杯やりにいこう」。自分も貢献しているのに、その喜びを分かち合うことができない。それはもうお金の問題以上に、疎外感を感じるというお話をうかがいました。

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