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【オスプレイ不時着】政府が不安払拭に躍起 沖縄県の翁長雄志知事は普天間飛行場の移設阻止へ攻勢も 

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【オスプレイ不時着】
政府が不安払拭に躍起 沖縄県の翁長雄志知事は普天間飛行場の移設阻止へ攻勢も 

海岸に近い浅瀬に不時着し、バラバラに大破したオスプレイ=2016年12月14日、沖縄県名護市 海岸に近い浅瀬に不時着し、バラバラに大破したオスプレイ=2016年12月14日、沖縄県名護市

 政府は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ不時着を受け、米側に遺憾の意を伝えるとともに、安全が確認されるまで飛行を停止するよう求めた。沖縄県の翁長雄志知事や反対派が普天間飛行場の名護市辺野古移設の阻止に向け攻勢に転じる懸念もあり、政府は国民の不安払拭に躍起となっている。

 首相は14日、官邸で記者団に「大変遺憾だ。米国側には原因の徹底的な究明、安全確保を強く要請している」と強調した。稲田朋美防衛相も14日未明、マルティネス在日米軍司令官と電話で会談し、飛行停止を求め、米側も受け入れた。

 政府が神経をとがらせるのは、翁長氏が今回の事故を辺野古埋め立て工事再開阻止のための口実とする事態が予想されるからだ。実際、翁長氏は14日、記者団に「とんでもない出来事だ。法治国家ではない」と指摘。辺野古移設をめぐり守勢に立たされている情勢を変えようとする意図が透ける。

 防衛省は北部訓練場の返還式典を22日に予定しており、事故の影響を回避したいところだ。沖縄防衛局幹部は14日、東、国頭両村長に謝罪した。

 一方、政府は予定通り15日から米軍キャンプ・シュワブでの陸上工事を再開する方針。事実上の交換条件となる臨時制限区域での漁船などの航行も14日に許可した。硬軟織り交ぜて事故の影響を最小限に食い止めようとしている。

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