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「神通力衰えた」 民進党“岡田王国”崩壊 四日市市長選で民進系候補がまさかの敗退

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「神通力衰えた」 民進党“岡田王国”崩壊 四日市市長選で民進系候補がまさかの敗退

国道1号沿いにある「イオンモール四日市北」と近くに貼られた民進党の岡田克也前代表のポスター=6日午後、三重県四日市市 (山本雄史撮影) 国道1号沿いにある「イオンモール四日市北」と近くに貼られた民進党の岡田克也前代表のポスター=6日午後、三重県四日市市 (山本雄史撮影)

 岡田氏は今回の選挙期間中、告示日と投開票前日の2回現地入りしたが、張り付いてはいない。稲垣陣営の市議は「岡田氏は完全に油断し、連合を固めるなど従来のやり方で勝てると踏んでいた。神通力は衰えた」と嘆く。勝った森氏周辺からも「岡田氏の野党暮らしが長くなり、市政と国政がつながらない現状に、不満がたまっていた」との声が聞こえた。

 森氏自身も選挙戦を通じて、「岡田王国」崩壊の兆しを感じていたようだ。26日の初登庁を前に、四日市市内の喫茶店で記者に淡々と振り返った。

 「これまで四日市には、厚い『岡田氏の壁』があった。選挙戦では、予定調和の決まりきった政治パターンにうんざりしているとの声を随所で聞いた」

組織力が裏目に

 「政治パターン」とは、民進党や連合三重が支援した候補者が当たり前のように勝利する状況を指す。

 四日市市は岡田氏の出身地だ。実家の呉服店は戦後に事業を拡大し、大手小売業「イオン」に成長し、今や5期連続で小売業の営業収益日本一を誇る。四日市でも大型ショッピングモールを2つ構え、地域での影響力は絶大だ。

 例えば、「イオンモール四日市北」前の国道1号は一部2車線だが、イオン前を過ぎると1車線になる。タクシー運転手らの間で、イオンの力を象徴する語りぐさとなっている。

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