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【歴史戦】慰安婦像撤去訴訟で日系団体が敗訴 米グレンデール相手 「自費で裁判継続」と声明

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【歴史戦】
慰安婦像撤去訴訟で日系団体が敗訴 米グレンデール相手 「自費で裁判継続」と声明

 米カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像をめぐり、地元の日系住民らで作るNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会」(GAHT)」は2日までに、市に像撤去を求めていた訴訟で、州高裁が原告の訴えを退けたことをホームページ上で報告した。GAHTは今後の裁判費用に関し、支持者からの継続的な支援は限界があると判断。弁護士を解任して、自費で裁判を続ける声明を出した。

 GAHTは声明の中で「米国の裁判所が慰安婦の強制連行を認めたわけではない」とも指摘。今後、出版物や講演などを通じて広報活動に力を入れると同時に、国連に積極的に働きかけていく考えを示し、「日本の名誉を守るために活動を続けていく決意だ」と記した。

 像撤去を求める訴訟をめぐり、州高裁は原告側の訴えは訴訟の乱発に当たる「乱訴」と判断して罰金を命じた。GAHTは州高裁に再審査を請求し、却下された場合は州最高裁まで争う方針だ。

 また、米連邦裁判所でも同様の訴訟を起こしているが、8月に連邦高裁で棄却されたことを受け、近く連邦最高裁に上訴する意向を示している。

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