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立ち話でおしまい、日米首脳 安倍晋三首相にとってオバマ氏とは何だったのか 阿比留瑠比

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立ち話でおしまい、日米首脳 安倍晋三首相にとってオバマ氏とは何だったのか 阿比留瑠比

20日、リマで開かれたAPEC首脳会議での記念撮影後にオバマ米大統領(右)と歩きながら会話する安倍晋三首相(AP) 20日、リマで開かれたAPEC首脳会議での記念撮影後にオバマ米大統領(右)と歩きながら会話する安倍晋三首相(AP)

 安倍晋三首相は20日(日本時間21日)、訪問先のペルーの首都リマでオバマ米大統領とごく短時間、立ち話を交わした。両首脳は、この4年間の日米同盟強化の取り組みについて「双方が強い指導力を発揮してきた」と互いをたたえ、感謝を述べあった。ただ、おそらく最後の接触となるにもかかわらず、米側は正式な首脳会談も開こうとせず寂しい幕引きとなった。首相にとってオバマ氏は、どんな大統領だったのか。(阿比留瑠比)

 「これは大丈夫だ。うまくやっていける」

 トランプ米次期大統領との初会談ではこう手応えを感じた安倍晋三首相だが、オバマ氏との関係は当初、ぎこちなかった。オバマ氏がこの5月に現職の米大統領として初めて、被爆地・広島を訪れるほど両首脳の関係が構築されるまでの道程は、平坦(へいたん)ではなかった。

 「明日はオバマ氏とのガチンコ勝負になる」

 平成25年2月22日のワシントンでのオバマ氏との初会談前夜、再登板を果たして約2カ月の安倍首相は周囲に意気込みを語った。首相は当初、1月中の訪米を目指していたが、米側が日程調整などを理由になかなか首を縦に振らず、じらされての会談実現だった。

 オバマ氏サイドに対しては、安倍首相の就任前から日米双方の左派・リベラル勢力によって「危険なナショナリスト」「歴史修正主義者」などといったレッテルが刷り込まれていた。

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