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【共産党・小池晃書記局長インタビュー(5完)】「千島全島返還が筋」「安倍首相の新しいアプローチは非常に危険だ」「党綱領は…」

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【共産党・小池晃書記局長インタビュー(5完)】
「千島全島返還が筋」「安倍首相の新しいアプローチは非常に危険だ」「党綱領は…」

インタビューに応じる共産党の小池晃書記局長=東京・永田町の参院議員会館(斎藤良雄撮影) インタビューに応じる共産党の小池晃書記局長=東京・永田町の参院議員会館(斎藤良雄撮影)

 共産党の小池晃書記局長のインタビュー詳報は以下の通り。

 --日露の北方領土交渉をめぐり、菅義偉官房長官に「全千島列島返還」を求めるよう提案した

 「第二次世界大戦で、連合国の大原則は『領土不拡大』だった。戦争によって奪った土地以外は返すことが原則だったが、それに反して、千島列島(の移譲を)ヤルタ会談でソ連のスターリンが要求した。米英が応じてしまい、ヤルタ協定に書き込まれた。これがことの発端だ。これは明らかに領土不拡大の原則に反する。サンフランシスコ講和条約でも『千島列島の放棄』が入れられた。これはヤルタ協定の延長線上にある。ここに根本的な誤りがある。当時のソ連のスターリンの不当な国際法違反に屈してしまったら、根本的な誤りのところからたださないと、道理ある領土交渉にならない」

 「今、非常に危険だと思ってるのは、安倍晋三首相が日露交渉で『新しいアプローチ』といっていることだ。報道されている中身でいうと、歯舞群島と色丹島の2島先行返還で日露平和条約を結ぶと。先行返還はあり得ることだ。というのは、歯舞群島、色丹島というのは、千島ではない。北海道の一部だ。サンフランシスコ講和条約で放棄した千島列島に入らない。これはもうすぐさま返すべきところ。『北海道だから返せ』というのは道理ある議論だ」

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