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海外首脳の“来日ラッシュ” 安倍晋三首相「対中包囲網」強化へ2国間対話を重視 ミャンマーのスー・チー氏と2日にも会談

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海外首脳の“来日ラッシュ” 安倍晋三首相「対中包囲網」強化へ2国間対話を重視 ミャンマーのスー・チー氏と2日にも会談

10月26日、フィリピンのドゥテルテ大統領(左)と会談した安倍晋三首相=首相官邸(酒巻俊介撮影) 10月26日、フィリピンのドゥテルテ大統領(左)と会談した安倍晋三首相=首相官邸(酒巻俊介撮影)

 安倍晋三首相は、1日に来日するミャンマーの事実上の指導者、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と2日にも会談する。経済発展が急務となっているミャンマーに対する経済支援が議題の中心になりそうだ。首相は政権の成長戦略の核となる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の国会審議を優先するため海外出張を控えているが、中国の急速な軍備増強をにらみ、アジアを中心にした各国要人を日本に招き、二国間関係を強化している。

 今年9~12月の首脳級の来日予定は15カ国に上り、平成27年同時期の10カ国、26年の6カ国から大幅に増えた。このうちフィリピン、シンガポール、マレーシアは中国が軍事拠点化を図る南シナ海の沿岸国。安倍首相は中国の一方的な海洋進出を牽制するため、法の支配や航行の自由の重要性を提起し、認識を共有したい考えがある。

 10月の訪中時に米国敵視と対中傾斜を強めていたフィリピンのドゥテルテ大統領と10月26日に会談した際には、アジア太平洋地域の平和と安定には米国の存在が重要との認識を共有させた。11月中旬に予定されるマレーシアのナジブ首相との会談でも大型巡視船2隻の供与を表明する見通しで、南シナ海沿岸国の海上警備能力の強化も積極的に支援する方針だ。

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