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英空軍のタイフーン戦闘機が初飛来 空自と三沢基地で日英共同訓練
航空自衛隊との共同訓練に参加する英空軍のタイフーン戦闘機4機が22日、青森県三沢市の空自三沢基地に飛来した。空自によると、国内で米軍以外と共同訓練するのは初めて。安全保障関連法に基づく新たな任務の内容は含まれない。
タイフーンは英空軍の主力戦闘機。軍事演習先のマレーシアから移動し、午後6時半ごろに三沢基地に着陸した。
11月6日までの期間中、空自側はF15戦闘機とF2戦闘機を4機ずつ使い、領空の防衛や空中戦、艦船への攻撃を想定した訓練を周辺空域で実施する。英空軍の参加者は約200人。
種市一正市長は「国内初の日英訓練で不安を感じている市民もいる。十分配慮してほしい」とのコメントを出した。
日英両政府は1月の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で英戦闘機の日本派遣に合意していた。