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【米軍北部訓練場】北部訓練場の移設妨害に威力業務妨害罪を適用へ 警備困難な敷地、極左暴力集団が参加 集会で不法侵入を「すごい戦い」と堂々誇示

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【米軍北部訓練場】
北部訓練場の移設妨害に威力業務妨害罪を適用へ 警備困難な敷地、極左暴力集団が参加 集会で不法侵入を「すごい戦い」と堂々誇示

米軍北部訓練場視察のため自衛隊ヘリに乗り込む菅義偉官房長官(右から3人目)=8日午前、那覇市の航空自衛隊那覇基地 米軍北部訓練場視察のため自衛隊ヘリに乗り込む菅義偉官房長官(右から3人目)=8日午前、那覇市の航空自衛隊那覇基地

 ところが、この方針には不安もつきまとっていた。摘発時には反対派による抵抗が予測され、防衛省職員や反対派にけが人が出かねないためだ。

 9月24日には訓練場内で、防衛省の沖縄防衛局職員が不法侵入した反対派ともみ合いになり押し倒され、後頭部を打って全治2週間のけがを負う事件が発生。訓練場の中ではないが、8月下旬には搬入口前の県道上に設置されたテントの撤去を求めた沖縄防衛局職員がテントに引きずりこまれ、けがを負う事件も起きている。

 「テントに引きずり込まれた職員は反対派のヘルメットを目深にかぶらされ、目の前が見えない状態でけがを負わされた。すごい恐怖感だったろう。おまけに職員の電話番号が記載された書類も取り上げられた」

 憤りを隠せない防衛省幹部はこう証言する。沖縄県警の池田克史本部長が9月29日の県議会一般質問で答弁したように、反対運動には過激派など「極左暴力集団」も参加していることが確認されており、警察が直接摘発する必要が高まっていた。

逮捕めぐる攻防

 そのため、杉田和博官房副長官は、威力業務妨害罪の適用による検挙を警察当局に指示。主にN1ゲート前など訓練場の外側に配置されていた機動隊を訓練場内に本格投入した。

 ただ、課題もある。警察当局が訓練場内に機動隊を本格投入したのは9月下旬。10月8日時点で1週間以上がたっているが、機動隊に現行犯逮捕された活動家は出ていない。

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