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衆院ダブル補選 民進、共産両党「ステルス型」共闘で野合批判回避狙う 候補一本化も政策協定なし、共産推薦もなし

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衆院ダブル補選 民進、共産両党「ステルス型」共闘で野合批判回避狙う 候補一本化も政策協定なし、共産推薦もなし

 民進、共産、生活、社民の野党4党は5日の幹事長・書記局長会談で、衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙(11日告示、23日投開票)について、共産党が候補を取り下げ、民進党候補を野党統一候補にすることで合意した。表立った「民共」共闘を嫌う民進党側に配慮し、共産党は推薦を出さず政策協定も結ばない。野合批判をかわす「ステルス型」の共闘態勢でダブル補選に臨むことになった。(山本雄史)

 「野党候補が複数出馬するとなると、厳しい選挙になる。今回は民進党の公認候補一本に絞って戦わせていただきたい」

 民進党の野田佳彦幹事長は会談でこう述べ、共産党に候補取り下げを求めた。共産党の小池晃書記局長は要請を受け入れつつも、「今回はあくまで補選に限った特別な対応だ」と強調し、「次期衆院選で選挙協力をする際には、本格的な相互支援が必要だ」とクギを刺した。

 小池氏が「今回は特別」と言及したのは、民進党が共産党との連携色を薄めようと、ギリギリまで水面下の調整を展開したからだ。蓮舫氏はこれまで保守系の支持層に配慮し、「政権選択選挙で綱領や政策の異なる政党と政権を目指さない」と主張。共産党との連携イメージが強まることを避けるため、共産党が自主的に候補を取り下げるという「形」にこだわった。共産党との政策協定を拒んだのも、そのためだ。

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