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【小池百合子都政】
「都議会のドン」はなぜ生まれたのか 知事選で小池百合子氏に敗れた増田寛也氏 テレビで解説
東京都知事選で小池百合子氏に敗れた元総務相で元岩手県知事の増田寛也氏(64)が2日朝放送のTBS系「時事放談」に出演した。もめている東京五輪の開催費用の問題や自民党都連の推薦で戦った知事選で応援を受けた「都議会自民党のドン」についてなど、さまざまな質問に丁寧に答えた。
東京五輪の開催費用が総額「3兆円超」になる可能性を明らかにした東京都の調査チームの報告について、増田氏は、「本当に積み上げていくと今の計画でどのくらいになるのか、どうもいまひとつよくわからない」と指摘した。
その上で「いま必要なのは全体の施設で過大なものをできるだけ縮小していく必要があると思うんですが、組織委員会と都が角突き合わせるような構図なんです。今、一番すべきは、組織委員会と東京都が協力してIOC(国際オリンピック委員会)を口説かないとですね。どこまで対外的に協力して、全体の計画をダウンサイズできるのかどうか、今ひとつそのあたりよくまだ見えてきてないですね」と、小池知事vs森喜朗・組織委会長の激突の構図や2人の主導権争いとなってきた、この問題に注文をつけた。