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パリ協定の国会での締結、11月のCOP22までには「難しいかも」 山本環境相が弱気

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パリ協定の国会での締結、11月のCOP22までには「難しいかも」 山本環境相が弱気

 山本公一環境相は30日の閣議後の記者会見で、地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の今国会での締結について、「与党も野党もなく早期に承認できるよう汗をかきたい」と意欲を示した。ただ、11月にモロッコで開かれる国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)までに間に合うかについては、「なかなか難しいかもしれない」と弱気な見方を示した。

 パリ協定は批准国の合計が55カ国以上、世界の温室効果ガス排出量のうち55%以上という要件を満たせば1カ月後に発効する。排出量が多い欧州連合(EU)とインドが10月上旬にも批准することで要件が整うとみられており、COP22の会期中に発効する可能性が高い。

 一方、日本は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案などの審議を優先するため手続きが出遅れている状況で、COP22に間に合わなければ協定の具体的なルールに関する会議に入れない恐れもある。

 山本氏はこうした懸念に対し、「国会で方向性さえ出せれば国際舞台で明言ができ、なんとかポジションを確保できる」と述べ、COP22では日本の批准方針を説明することで各国の理解を得たい考えを示した。

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